折原佐太彦神社
御祭神 佐太彦大神(猿田彦大神)
社 挌 不明
例 祭 川瀬祭り 例年7月20日に近い日曜日
折原佐太彦神社は折原地区内を流れる坂東川が荒川に合流する少し手前の西側に鎮座している。鉢形城から折原白髭神社に行く道路をしばらく真っ直ぐに進むと右側に常光寺が道沿いに見えてくる。佐太彦神社はその常光寺の奥の北側に静かに、そして身を潜むかのようにひっそりと鎮座している。
専用駐車場はないが、社の手前に駐車スペースがあり、そこに車を停めて参拝を行った。
折原佐太彦神社 社号標
神社入口の明神鳥居
よく見ると鳥居の柱には洪水対策であろうが鎖がついている。以前に何度も流されたのであろうが、自然の力はなんと凄まじいものであるかこの鳥居の現状を見てもわかる。
鳥居の右側にある境内社・稲荷大明神 境内社・稲荷大明神の隣には神楽殿
社殿左側にある境内社3社。詳細不明
拝 殿
この拝殿の右手側には樹齢1200年以上の樫の木の御神木が悠久の時を越えて静かに佇んでいる。
本 殿
素晴らしい彫刻の施された本殿
折原佐太彦神社では毎年7月下旬に執り行われる例祭・川瀬まつりで奉納される太々神楽が有名らしいが 、伝承によると、この神社ができた翌年神輿を担ぎ荒川の川瀬の中流で一同礼拝したところ、何処からか純白の霊鳥が一羽、神輿の間近に現れて天に舞い上がり、佐太彦神社の方向に飛んでいった。後を追っていくと境内の大樹に止まり、次に本殿の屋根に移り、しばらくして姿を隠した。このことがあってから川瀬祭りを続行している、ということらしい。